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英語は筋トレ!中学生の効果的な英語の勉強方法とは?定期テストで差が付く4つのステップ!

中学生の学習

英語がなかなか伸びない…

英語の定期テスト勉強をどうやって進めたらいいかわからない

と悩んでいる中学生も多いでしょう。

中学生になって本格的に始まる英語の授業で躓かずに定期テストでしっかりと点数が取れるように、中学生の英語の勉強方法をご紹介します!

中学英語は英語習得の重要な「鍵」

英語は小学校から必修化になり、中学校での英語学習内容も大きく変化しました。小学校から英語教育が始まり、これまでは高校で学習していた内容が中学校での学習内容に追加されています。小学校では「700語」の単語が習得されているものとして中学校に進むため、中学校で本格的に英語学習が始まった際に、そのギャップに戸惑ってしまうお子さんも多いでしょう。

中学校で習う英語は、文法やコミュニケーションで必要な基礎です。英語力の基礎を養うためには中学英語をしっかりと習得していく必要があります。

過去の記事はこちら→小学校で英語が必修化 内容や問題点を徹底解明!家庭でやるべきことは?

英語は「積み重ね科目」

英語や数は、「積み重ね科目」と呼ばれるのを聞いたことがあるでしょうか?

積み重ね科目とは、「前の内容が理解できていないと次の内容もできない」科目の事です。

例えば、理科や社会は、どの単元からでも勉強ができる科目なので、「天体の動き」が理解できていなくても「色々な水溶液」などは理解できますよね。一方で、「積み重ね科目」である数学は、最初の単元となる「正負の数」が理解できていないと、「方程式」なども解けません。英語も「Be動詞」「一般動詞」などがわかっていないと「受動態」「過去形」などが理解できないのです。積み重ね科目は前の事が理解できないのにいきなり新しい所をやっても習得できない科目なのです。

そのため、英語は数学と同様に基礎から一つひとつ積み重ねていくことが大切です。そのため、英語や数学などの積み重ね科目は成長までに時間がかかる科目と言えます。

「英語が苦手」「理解できない」と感じている人は、どこかで基礎が積み重なっていないということです。

前述の通り、中学英語は今後の英語のコミュニケーション習得や学習の基礎になる部分です。さらに積み重ねが必要な科目のため、時間がかかっても一つひとつ段階を追って学習していくことが重要です。

英語は筋トレ!!基本的な中学生の英語の学習方法4つのステップ

中学生の英語は基本となるため「積み重ね」が重要ということがわかりました。筋トレのように、単語を繰り返し覚え、考えなくても自然と英文が口から出てくるまで音読することで、基礎をしっかりと着実に重なっていき、次の段階にも進みやすくなり定着していきます。それでは、中学生の英語は具体的にどのように学習を進めていくべきでしょうか?


Step1 単語を覚えなければ始まらない!

日本語で「私は白い花が大好きです」と言いたいときに、「私」「白い」「花」「大好き」という単語を知らないと話ができないのと同じように、英語でも単語を覚えなければ始まりません。

小学校で習う単語は700語、中学校で習う単語は1800語で、合計2500語にもなるため、それを定期テスト前だけ必死に覚えようとしても覚えきれず、使いこなせないのは当然です。とはいっても、2500語全てを完璧に覚えなければいけないのではなく、その中でも良く使う単語や重要な単語を中心に日ごろから慣れ親しんでおくことで、英文を読みやすくなり、英語への抵抗感もぐっと減ってきます。

単語の暗記は、暗記カードを作ったり、単語帳などを日ごろから少しづつでも読んだりすることで補えます。最近では学年ごとに出てくる英単語の暗記カードが発売されているので、それを活用するのも良いでしょう。良く使う単語や重要な単語は、例文や問題文などによく出てくるので、短い英文を音読するのも効果的です。


改訂版 世界一覚えやすい 中学の英単語1800

単語ごとに覚えるポイントが書かれており、基礎レベルから発展レベルまで、レベル別に掲載されているので、重要なものから順に覚えていけます。


高校入試 でる順ターゲット 中学英熟語 暗記カード ([バラエティ])

切り離してリングに通せば暗記カードとして使えます。高校入試で覚えておきたい英熟語を確認できます。

Step2 教科書を音読する

教科書に載っている英文は基礎的なもので、重要な単語などをしっかりと使っています。そのため、教科書の英文を音読して単語の並び方などを記憶していくことで、文法を理解するための準備になります。

英単語の並び順は日本語と異なるため、その語順に慣れることが重要です。テストでも英単語の並び替え問題などが出ますので、教科書に載っている基本的な英文を音読することで英単語や単語の並び順が自然に頭に定着していきます。

語順などを間違えた時に「あれ?」と違和感を感じるくらいまでしっかりと音読で身体に染みついていくことが大切です。

Step3 文法を理解する

英単語の暗記や教科書の音読で英文の流れが頭に入ってきたところで、文法を理解するステップに進みましょう。方法としては学校ワークを中心に実際に解いていきます。

ポイントは間違えたところを答えを見て直すのではなく、例文や似たような文章を探して自分の力で解き直してみましょう。なぜそうなるのかを考えて直すことで印象に残り易くなります。

文章内での単語の語順や過去・現在・未来などの時制を意識し、主語が何かによって動詞が変化するなど、仕組みを理解することで、文法を習得していきましょう。

「can」を使う時は動詞は原型、主語が三人称単数の時は動詞が変化するなど、英語にはルールがあり、丸暗記をするのではなくなぜそうなるのかを理解することで応用にも使えるようになります。

例えば、

She plays the piano.  彼女はピアノを弾きます

この例文を暗記しているだけでは「She」の時は「plays」に動詞が変化するということはわかりますが、その他の応用に対応できません。

そのため暗記するのではなく、「自分と相手以外を指す三人称の単数(一人・一つのとき)は動詞が変化する」と理解しておくことで、「she」以外でも動詞が変化するということがわかります。

Kenji plays the piano.  ケンジはピアノを弾きます。

My sister plays the piano. 私の姉(妹)はピアノを弾きます。

My friends play the piano. 私の友人たちはピアノを弾きます。(複数なので変化しない)

など状況によって対応できるのです。

Step4 初めて見る問題を解いてみる

学校ワークを何度か解いてみたら、初めて見る問題にチャレンジしてみましょう。定期テストは学校ワークの中からのみ出るのではなく、その内容を基にした別の問題も出されます。そのため、学校ワークが定着してきたと感じたら、初めて見る問題にもチャレンジしてみましょう。

おすすめは市販の教科書ワークなど、学校で使っている教科書の出版社に準拠した問題集です。学校の進度に沿って基礎から応用までの内容が掲載されているので、学校ワークで基礎が定着した後に同じ文法の初めての問題にチャレンジする場合におすすめですよ。


中学教科書ワーク 英語 1年 東京書籍版 (オールカラー,付録付き)

東京書籍版↑教科書ワークは教科書の出版社によって内容が異なりますので、学校で使っている教科書をチェックしましょう。教科書と同じ順番なので、授業に合わせて学習を進めることができます。教科書本文の問題で読解力が身につきます。充実した定期テスト対策予想問題を定期テスト前に解いて最終確認しましょう。


中学教科書ワーク 英語 1年 三省堂版 (オールカラー,付録付き)

↑三省堂版

理解しにくい文法などは教科書と別の本を参考にするのもおすすめです。イラストなどを使ってわかりやすく解説している参考書でわからない部分の理解を深めるのに役立ちます。


わからないをわかるにかえる 中1英語 (オールカラー,付録付き)

中学生が英語を勉強する際のポイント

中学生が英語を勉強する際に気を付けたいポイントをチェックしましょう。

色々なワークを同時進行で進めない

学校ワークや塾のワーク、市販のワークなど、同時進行で色々なワークを進めるのはやめましょう。定期テスト前に焦って色々手を出したくなる気持ちはわかりますが、英語は積み重ねの科目なので、まずは基礎をしっかりと着実に身につけることが大切です。学校の定期テストは基本的には学校ワークの範囲から出題されるため、まずは学校ワークをしっかりと身につけた上で教科書ワークなどで応用に進みましょう。

本当に理解したかどうかはアウトプットでチェック!

勉強にはインプットだけでなくアウトプットが重要です。暗記や教科書を読むなどして理解したものをワークを解いてみたり、親など誰かに説明することで、本当の意味で理解できたかを知ることに繋がります。

理解できた!と思ったら親に説明してみて、わかりやすく説明できるかなど確認してみましょう。


中学生の英語の勉強方法 まとめ

中学生の英語学習は筋トレのように繰返し・積み重ねが重要です。定期テストで点数を取るためには、定期テスト前だけでなく日ごろから単語の暗記を日課にするなどすることで、定期テスト前に焦らずに済みます。

中学の英語をマスターしていくことで、高校生や社会人になった時に英語習得に大きな差が生まれます。あれこれ色々な問題集やワークをやるのではなく、着実に基礎を重ねていくことで、結果的に英語をしっかりと身につけることに繋がります。


プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中の中学生と小学生のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり、おすすめの本や子育てに関する耳寄りな情報を発信中!

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