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【中学生】定期テストで社会の得点をアップする効率的な勉強法4つのステップ!

中学生の学習

覚えることが多すぎて頭に入らない…

社会の点数が伸びない…

とお悩みの中学生や保護者は多いのではないでしょうか?

中学生が定期テストで社会の点数を伸ばすのに効率の良く、ポイントを押さえた勉強方法をご紹介します!

【中学生】社会ってどんな教科?

社会は、地形・気候・産業・歴史・政治・経済などがどのような仕組みになっているかを学ぶ教科です。社会を学ぶことで、自分たちがどのような仕組みの中で生活しているのかを知ることができ、世界にどのような地域があり、どのように関わっているのかを知ることにも繋がります。

社会は、主要5教科の中で最も覚えることが多く、暗記科目と言えます。しかし、実際には暗記するだけでは得点がなかなか伸びない科目でもあります。定期テストでどのように社会を勉強すればいいか困っている中学生は、効率よくポイントを押さえた勉強方法で得点アップを狙いましょう。

【中学生】定期テストで社会の点数が伸びない原因

定期テストで社会の点数がなかなか上がらない原因はどんな所にあるのでしょうか?まずは原因を探ってみましょう。

暗記をすればOKだと思っている

社会は覚える言葉がとても多い教科です。もちろん用語を答える問題が多いので、暗記科目と言えます。しかしながら、言葉さえ暗記すれば答えられるものでもない教科なのです。

例えば、「享保の改革」についての問題で、「徳川吉宗によって行われた改革は?=享保の改革」というシンプルな聞かれ方をすればよいのですが、大半の場合は様々な角度から複雑な問われ方をする場合が多いのです。

たとえば・・・

『享保の改革』についての問題

・徳川吉宗が行った改革は?

・幕府の財政を立て直すために行われた享保の改革の主な内容を答えなさい

・新田開発や公事方御定書を行った改革の名前は?

・享保の改革の目的を説明しなさい

・この中で享保の改革の政策として当てはまらないものを答えなさい

など様々なパターンで聞かれたときに、「徳川吉宗=享保の改革」という暗記の仕方では対応できないのです。

社会の内容に興味がない

社会が得意なお子さんと苦手と感じるお子さんの大きな差は、「興味の有無」にあります。授業中に「問題を解く数学」や「発音などコミュニケーションをとる英語」「実験をする理科」などと違い、社会は「聞いているだけ」という授業になりがちな科目でもあります。その際に、ただ聞いて板書しているだけでは、頭に入りにくいのも事実です。

そのため、社会に興味がないお子さんにとって社会を覚えるのは大変です。興味を持っているお子さんは用語や背景なども頭に入りやすいのです。また社会に興味のあるお子さんは、日常で生活していても野菜の産地から地理の授業内容を回想したり、ニュースの内容から情報を自然と収集したりしているので、テスト勉強の際にも頭に入りやすいのです。

繰り返していない

定期テスト前は5~9教科の教科の勉強をしなければならないため、社会の暗記にかかりきりになるわけにはいきません。そのため、1度学校ワークをやって解けたからOKとその後は他の教科の勉強に時間を使っている場合もあるでしょう。

人間の記憶は繰り返すことで定着し、繰り返さないとどんどん忘れていきます。そのため、1週間前に勉強したら3日前、1日前に確認など時間を空けて繰り返すことが重要です。繰り返すことで長期的な記憶に変わり、その後の受験などでも知識として忘れずに使えるようになるのです。

【中学生】社会の定期テスト勉強法 4つのステップ

それでは実際に、定期テスト勉強をどのように進めていけばいいか見ていきましょう。

Step1 教科書を音読する

授業の復習のつもりで、教科書を音読しましょう。学校で習った全体の流れや言葉を思い出しながら読むことで記憶を呼び覚ましていきます。

また、教科書に載っている資料や写真なども一緒に見ながら「豊臣秀吉ってこんな顔なんだ~」と雑誌を楽しむ感覚で読んでみましょう。興味を持って見ることで記憶にも繋がっていきます。

Step2 学校ワークを解き、わからないところは教科書で調べる

次に、学校ワークを解いてみましょう。この時点でわからないところはすぐに解答を見るのではなく、教科書や資料集で調べましょう。これによって「教科書ではこんな風に書いてあるけど、問題として問われるときはこんな風に聞かれるんだ」というギャップに気づくことができます。この時、わからないところが多ければ、教科書を隣において調べながら解いても良いです。「この問題は教科書のあの写真のあたりに書いてあったことか…」など授業の記憶と連動して問題を解いていきましょう。

教科書や資料集で調べて答えを埋めたら、ワークの解答を見て丸付けをしましょう。

Step3 教科書準拠のワークで色々な問題に触れる

前述の通り、テストでは様々な聞かれ方をするため、色々な問題に触れて、問われやすいパターンを覚えていく必要があります。学校ワークを解いて理解した後は、教科書準拠のワークなどを解いて、違う問われ方をしても解けるかどうかを確認しましょう。

この時も、一通り解いてみて、わからなかった問題は教科書などを見て調べて回答欄を埋めていくようにしましょう。


中学教科書ワーク 社会 地理 帝国書院版 (オールカラー,付録付き)

教科書の出版社ごとに分かれ、社会は地理や歴史なども分かれていますので、確認しましょう。社会は資料なども多いため、カラーのものは興味を惹きやすく見やすくておすすめです。


中学教科書ワーク 社会 歴史 教育出版版 (オールカラー,付録付き)


Step4 暗記カードや家族に問題を出してもらう・漢字の確認

せっかく覚えても、繰り返さなければ記憶は定着しません。隙間時間に暗記カードを使ったり家族に問題を出してもらったりして記憶を定着させていきましょう。また、前日にもしっかりと用語の確認をすることが大切です。

社会の用語は漢字が難しく、言葉は合っていても漢字が間違っていて×になるケースもあります。先生によっては漢字がわからない場合はひらがなでも〇をくれる場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。漢字指定の場合は、せっかく覚えた言葉を漢字が書けずに×になることがないよう、テストの3日前~前日に暗記を兼ねて漢字の確認も必ずしましょう。


【中学生】社会の定期テスト勉強をするポイント

社会は地理・歴史・政治・経済など様々な分野があり、覚える言葉も多く、難しい用語もある教科です。社会を勉強していく際のポイントを押さえて、効率よく勉強を進めましょう。

ストーリーや繋がりを意識して覚える

これは次に書く記述式の答え方にも影響してきますが、社会はストーリーやつながりを意識して覚えるようにしましょう。歴史を例にとってみると、「応仁の乱」という言葉を覚えるときに、「応仁の乱」は突然起こったわけではなく、必ずそれまでの時代や政治の流れ、原因があります。そのため前後の繋がりを意識して一つのお話として覚えていくことで、覚えやすいだけでなく、様々な出題方法に対応できるようになります。

これは歴史だけでなく地理や政治、経済にも同じことが言えます。「なぜこの地域では石造りの家が多いのか」「なぜこの国はこの時期に発展したのか」など物事には原因やその結果他の国にどのように影響したのかなど様々なことに繋がっています。

繋がりを意識しながら覚えていくことで、記憶に残り易く、前後の出来事から連想して自分で答えを導き出す力がついていきます。

記述式は自分の言葉でわかりやすく伝える

ストーリーで記憶をすると、「なぜそうなったのか説明しなさい」「〇〇の理由を説明しなさい」といった記述問題にも対応しやすくなります。社会の記述問題は表現力や思考力を問われる問題ではなく、内容の理解や事実をわかりやすく述べているかがポイントになります。原因や結果を意識しながら教科書を記憶し、自分の言葉に変換して記述することが大切です。

難しい言葉や文字数稼ぎの余計な言葉を使わずに、わかりやすく説明する練習をしましょう。

アウトプットで本当に理解できているかを確認

暗記はインプットですが、本当に理解できているかの確認にはアウトプットも有効です。家族に内容をわかりやすく説明してみましょう。わかりやすく説明するためには、自分が本当に理解していないと説明できません。家族に説明するアウトプットは記述問題で自分の言葉で伝える練習にもなります。

上手く説明できなかったところは教科書を見直してみて確認しましょう。

興味を持つ

実はこれが一番大切なことです。興味のないことは覚えるのも大変です。社会は歴史・地理・政治・経済など様々な分野があり、生活にも密接に関わっているため日々ニュースや新聞でも触れる機会の多い教科です。とはいっても、興味のないものをいきなり「新聞を読みなさい」と言われても難しいでしょう。

最近ではマンガやアニメ、テレビ番組、YouTubeなどでも社会に関することを取り上げているものは多くあります。興味の入り口はなんでもいいので、自分で楽しみながら興味を持てそうなものを探してみましょう。


マンガでわかる中学社会 地理 (COMIC×STUDY)

教科書の内容をしっかりと抑えつつ、マンガで楽しくわかりやすく学べるおすすめの一冊。要点のまとめなどもあり、定期テストにも使える内容です。


マンガでわかる中学社会 公民 (COMIC×STUDY)

公民をわかりやすく楽しく学べるマンガって実はあんまりないんです。難しい内容で興味がなかなか持てない法律などの内容を面白いマンガで楽しく学びましょう。


4大特典つき!講談社学習まんが日本の歴史全20巻セット 22年度版 (講談社 学習まんが)

ストーリーで歴史を楽しみながら覚えるにはマンガ日本の歴史がおすすめです。普段本を読み慣れていないお子さんでも読みやすい絵柄と、ポイントを押さえた内容で大学受験まで長い期間使えます。


るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!世界の国 (学習まんが)

小学生から使える、るるぶの地理漫画は、クイズや国ごとの情報など中学生でも学習する内容が盛りだくさんです。イラストや漫画で印象に残りやすく、家族で問題を出し合うなど楽しみながら地理を学べます。

時事問題には普段から触れる

社会で出されることの多い時事問題は、対象期間も広いため、試験直前にちょっとニュースを見たくらいでは答えられない問題です。そのため、普段からニュースや新聞に触れておくことで、大きなニュースや何度も出てくるニュースなど、「このニュースは問題に出そうだな…」と自分で問題の予測を立てることができます。

また、ニュースについて普段から親子で話題にすることで記憶にも残りやすく、内容の理解にも繋がります。


朝日中高生新聞 定期購読6か月 [定期購読]

週に1回発刊される朝日中高生新聞は、その週にあったニュースや出来事が中高生向けにわかりやすく解説してあります。毎日ではないので忙しい中学生にも無理なく読めます。定期テストや自主学習にも使えますよ。


中学受験2023 時事ニュース 完全版【スペシャル対談】浮所飛貴 × 那須雄登

時事ニュースがまとめて載っているジュニアエラはニュースがわかりやすく解説してあるのでおすすめです。

【中学生】社会の定期テスト勉強法 まとめ

覚える言葉が多く、難しい用語が多い社会は暗記するだけでなく演習をすることが大切です。「聞かれ方・答え方」のパターンを身につけることが点数アップに繋がります。

社会は私たちの身近なことと繋がっていることも多いので、普段から興味を持って意識していくことで社会の学習もしやすくなります。勉強のコツを意識しながら、効率よく学習を進めていきましょう。


プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中の中学生と小学生のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり、おすすめの本や子育てに関する耳寄りな情報を発信中!

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