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【中学生】理科の定期テスト対策!正しい勉強法で点数アップを狙う!

中学生の学習

理科は覚えることが多くて大変…

どうやって定期テスト勉強を進めればいいかわからない

中学生の理科は覚えることも多く用語も難しくなっていきます。効率よく定期テスト勉強進めるための勉強法を身につけて、点数アップを狙いましょう!

中学生の理科ってどんな教科?

実験や計算、用語の暗記など難しく考えてしまいがちな理科ですが、実は私たちの生活の一番身近な部分にあるのが理科です。食事、気温、体調、生活など様々な部分に理科の要素が含まれており、理科で習うことに結び付けられます。「どうしてお湯を沸かすと湯気が出るんだろう?」「どうして月の形は変わるんだろう?」という身近にある疑問が理科への興味の原点です。

日常で生活に関わり、便利にしてくれているのが理科という教科なのです。

【中学生】理科が苦手になる原因

「理科が苦手」と感じている中学生は、何が原因で理科が苦手になってしまうのでしょうか?その原因を見ていきましょう。

理科は暗記だけではない

理科は「暗記科目」と思ってしまいがちですが、暗記して言葉を覚える「暗記系」と、理解して回答する「理解系」に分かれます。理科を暗記科目だと思って重要語句だけをひたすら暗記している中学生が多いですが、これが最大の落とし穴です。

定期テストの理科は一般的に次のような構成になっています。

理科の定期テストの一般的な構成

・用語を答える問題 (暗記系)

・実験の操作方法や注意点・結果に関する問題(暗記系・理解系)

・計算問題(理解系)

・グラフや表を読み取る問題(理解系)

・応用問題 (理解系)

テスト範囲や単元にもよりますが、理解系と暗記系が混在していることがわかります。理解系の問題は配点が大きい場合がありますので、社会と同じように暗記に力を注いで計算や理解系の問題を手を抜くと、点数を大きく落としてしまうことに繋がります。

暗記系・理解系のどちらか一方が苦手だと点数が上がらず苦手と感じる中学生が多いのです。

物理や化学など事象の理解が難しい

「ばねに重りを吊り下げた時に伸び方がイメージできない」「水圧の変化のグラフが何を意味しているか分からない」など事象の理解が難しいことが挙げられます。全ての単元を実験して実際に見られるわけではないので、教科書の絵や図などでイメージをしなければならない場合、イメージができないと理解が難しいケースも多いのです。本質を理解しないと答えられないため、理解に時間がかかって苦手意識を持ってしまうお子さんが多いのもこの分野です。

計算が難しい・単位がわかりにくい

物理や化学は計算問題も多く出題されます。電流や磁界の分野では電圧(V)、電流(A)、抵抗(Ω)の計算など、公式と数値の関係で混乱するような問題も多く、計算が複雑です。圧力の単位N(ニュートン)とPa(パスカル)の関係性や㎡(平方メートル)と㎠(平方センチメートル)などの単位合わせなど、ややこしい問題に苦戦する人も多いでしょう。何を表しているのかを理解しながら正しく計算しなければならず、苦手と感じるお子さんも多い部分です。

興味が持てない

理科は植物や生き物、水溶液、気象、力など、様々な分野にまたがっており、興味を持てずに暗記する際に苦労する中学生が多くいます。生活に身近な教科でも、教科書に載っていることが身近に起こることと結び付けられない場合、興味や関心を持てずに勉強が進まないということに繋がります。

【中学生】理科の勉強法の分野別ポイント

理科は様々な分野にまたがっており、暗記系と理解系など勉強の仕方も異なります。ここでは分野別に勉強方法をご紹介します。

生物

生物の分野は「植物」「動物」「細胞分裂」「遺伝」などを学びます。基本的には暗記系の分野なので、重要語句を暗記していきましょう。自分で絵や図などをノートに書きながら覚えていくのもおすすめです。自分で書くことで印象に残り易く復習するときにも役立ちます。また似たような言葉やややこしい言葉などは、2つの違う点を見つけて覚えると効果的です。

化学

化学では「水溶液の濃度」「物質の状態変化」「化学反応」「アルカリ・中和」などを学びます。物質名などの暗記系だけでなく、実験器具の使い方、表やグラフなどの読み取り、計算問題など多岐に亘ります。計算問題は演習を繰り返し解くことで用語の理解にも繋がりますので、演習を中心に取り組みましょう。化学は前の学年の内容を理解した上で進んでいく「積み重ねの分野」なので、理解できないと感じたらひとつ前の単元に戻って復習し直すことで理解が深まります。

物理

物理は「光・音・力」「電気」「運動とエネルギー」について学びます。物理は法則などを覚えるだけでなく、本質を理解することが大切です。法則や公式、用語を覚えた上で、実際に演習問題などを多く解くことで本質が理解できているかを確認しましょう。物理は頭でモノの動きがイメージできず、苦手に感じるお子さんが多い分野です。多くの問題を解くことでイメージがしやすくなります。しっかりと理解することで、様々な問題に対応する力が身に付きます。

地学

地学では「地質」「気象」「天体」などを学びます。用語の暗記が主ですが、法則を理解しておかなければ解けない問題も多いのが特徴です。用語や法則を覚えた上で、実際に問題を解いてみて、理解できているかを確認しましょう。

【中学生】理科の定期テストの勉強法5ステップ

では、実際に定期テスト前にどのように勉強を進めていけばいいか見ていきましょう。

Step1 教科書を音読 目標:30点

理科は暗記すべき用語が多い科目です。用語一つひとつをバラバラに覚えるのではなく、事象や実験などを流れで理解したほうが暗記しやすく、様々な問題に対応できます。そのため、まずは教科書を音読して、授業内容を思い出し、理解を深めましょう。なぜそうなるのか?という点に着目しながら読むことが大切です。

Step2 学校ワークを解く 目標:50点

実際に学校ワークを解いていきましょう。わからないところは教科書を調べながら、「教科書に書いてあることが実際に問題で出題されるとこんな風に出るんだな」というギャップに気づきましょう。教科書を読んで理解したつもりになっていても、違う角度から問われると答えられない場合もあります。出題の傾向を分析することも大切です。

Step3 実験など理解できないところを動画で確認 目標:60点

実験や現象など、教科書の写真やイラストではイメージしにくい部分もあります。学校ワークを解いてみて理解できていないと感じた部分はYouTubeなどで動画を見てみましょう。実際に動画で実験やものの動き方などを見ることでイメージしやすく、印象にも残ります。

Step4 市販のワークを解く 目標:80点

学校ワークや動画で理解を深めたら、教科書準拠の市販のワークで演習問題などに取り組みましょう。学校ワークとは違う出題形式や、計算問題の異なる問題に取り組むことで様々な角度からの出題に対応できるようになります。特に計算問題は演習を多く解いてパターンを覚えることが大切です。


中学教科書ワーク 理科 1年 学校図書版 (オールカラー,付録付き)

教科書の出版社ごとに出されている教科書ワークは、教科書に準拠した内容なので学校ワークの次に取り組むのに最適です。基本や応用を繰り返し解くことで理解を深めます。


中学1年 理科 標準問題集: 中学生向け問題集/定期テスト対策や高校入試の基礎固めに最適! (受験研究社)

定期テストや受験対策の基礎固めに最適なワーク。標準的な問題が掲載されているので、テスト前に確認するのにおすすめです。


定期テスト ズバリよくでる 中学1年 理科 大日本図書版

効率よく出やすい問題に取り組めるテスト対策ワーク。カラーで見やすく、短期間で仕上げたい人におすすめです。


中学定期テスト 得点アップ問題集 中1理科 改訂版

1日30分で取り組める定期テスト対策ワーク。イラストも豊富なのでイメージしやすく、大事なポイントがまとまっているので段階的に無理なく力をつけていけます。

Step5 ハイレベル問題集にチャレンジ 目標:90点以上

学校の定期テストも、基礎問題ばかりが出るわけではなく、1~2問ハイレベルな応用問題が出る場合があります。そのため、90点以上を目指す人は、ハイレベル問題にもチャレンジしましょう。しかしながら、このレベルはあくまでもStep4までをしっかりとやった上で取り組むことが前提。まずは基本をしっかりと固めた上で余裕があれば挑戦してみましょう。


中学1年 理科 ハイクラステスト: 中学生向け問題集/定期テストや高校入試対策に最適! (受験研究社)

受験にも対応できる応用問題を集めたワーク。標準レベルから難関レベルまでレベルごとに分けられているので、段階ごとにレベルアップしながら力をつけられます。


ハイクラス徹底問題集 中1 理科

豊富な問題数で標準からハイレベルまで様々な演習問題に取り組めるワーク。丁寧な解説でしっかりと理解して解き進められます。

【中学生】理科の定期テスト対策 気を付けたいポイント

それでは、中学生が理科の定期テスト勉強を行う時に気を付けたいポイントを確認しましょう。

比較して覚える

理科の用語を覚える際に「似たような言葉でややこしい…」と感じたことはありませんか?水溶液や植物など覚えるときに似たような言葉で混乱することも多いでしょう。その場合は、似たような言葉の2つを比べて「違う点」に着目しましょう。

たとえば…

堆積岩種類の「レキ岩」「砂岩」の違い

どちらも…地層となって積み重なった時に上からの重さで固まったもの

違う点】含まれる粒の大きさ

レキ岩…含まれる粒が2㎜以上で様々な大きさのレキや砂が混ざっており、粒に丸みがある

砂岩…含まれる粒は大きさは揃ったものが多い

ややこしい言葉は比較したり文字の意味を理解して覚えると覚えやすいのでおすすめです。

実験は注意点が出やすい

実験に関する問題は、実験器具の名称や使い方、実験の流れ、結果に関してだけでなく、実験をする際の注意点や、なぜそのような方法で実験を行うのかという目的も出題されます。実験の問題が範囲に入っている時は、以下の点に注目して学習しましょう。

実験の問題

・器具の部分の名称、使い方

・実験の流れ(どのように進めるか)

・実験の目的・結果

・実験を行う際の注意点(使い方や方法に関して注意しなければならないこと)

・この手順によって何がわかるか(実験手順ごとの意味や意図を理解)


絵や図を描いてみる

植物の部分の名称や光の屈折など、実際にイラストや図を自分で書いてみましょう。書くことで印象にも残り易く、覚えやすくなります。表で出題されたときも、自分でグラフなどわかりやすいものに置き換えることでイメージしやすくなるのでおすすめです。

記述問題も対策する

理科でも2~3問記述問題が出題されることがあります。記述問題は配点も大きいのでしっかりと書けるようにしておきましょう。学校ワークなどの解答を見ると「〇〇、〇〇という言葉を使っていること」など丸付けのポイントが書かれていることがあります。これは、このキーワードを含めて書かなければ×になってしまうため、適切なキーワードを見つける必要があります。記述の内容は、事象の理由や、実験の内容、注意点の説明など多岐に亘りますが、自分の言葉でわかりやすく、聞かれたことからどんな言葉を含めて書けばいいかを判断してキーワードになる言葉を入れて答えましょう。

たとえば…

問題:薬品のにおいを確認するときの注意点を答えなさい

解答:直接鼻を近づけずに手で仰いでかぐようにする

キーワード「手で仰ぐ」「鼻を近づけない」を入れるようにして書く


動画でイメージを掴む

理科の実験内容などは実際に見ていないとイメージしにくいものもあります。全ての実験が学校でできるわけではないので、教科書を見て理解できない部分はYouTubeなどで動画を探してみてみましょう。振り子の動きやモノの動きなど、実験動画を見ることでストンと理解できる場合があります。教科書やワークで理解できていないなと感じた部分は、動画を探してみましょう。

計算問題は演習を繰り返す

計算問題は学校ワークと同じ数値が出るわけではありません。また違った角度から聞かれる場合もあるため、どのような出題方法でも答えられるように、計算問題は演習を重ねて問題に慣れましょう。

興味を持つ

理科は身近な生活に関わる分野で、教科書では難しく感じても普段何気なく近くで起こっている事象がたくさんあります。日ごろから興味を持っていることで「この問題はあの時見たものに似てるかも」と記憶と関連付けて覚えやすくなります。

「バーベキューで火をおこす時にうちわで仰ぐとよく燃えたな(ものの燃焼)」「夜中が晴れの日の朝は空気が冷たいな(放射冷却)」など身近なことに疑問を持つと理科がもっとわかりやすく楽しくなりますよ。

【中学生】理科の定期テスト勉強法 まとめ

生活に密接に関わっているけれど、覚えることも多く計算もあるので苦手な中学生が多い理科は、少しのコツで興味を持って理解が深まる教科です。難しいからと苦手意識を持っているお子さんも、身近な疑問から理科に繋げて興味を広げていきましょう。

定期テストで得点をアップするために、「暗記だけ」「計算だけ」と偏った勉強をせずにバランスよく取り組むことが大切です。

◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育


プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中の中学生と小学生のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり、おすすめの本や子育てに関する耳寄りな情報を発信中!

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