将来何になりたいか思いつかない
どんな仕事があるのかわからないな
という中学生は多いでしょう。将来の事、なんで働かなければいけないのか…中学生が抱える疑問や悩みに向き合うおすすめ本を紹介します。
今回ご紹介するのは、中学生の将来の可能性を広げるためにぜひ親子で読んでほしいおすすめ本です。
それでは詳しい内容を見ていきましょう。
目次
中学生が将来について考える本ってどんなもの?
中学生になると、自分のこれからの進路が身近に感じられるようになってきます。小学校の時に考えていた「将来なりたいもの」がもっと現実的に見えてきて、それを叶えるためにどんなことをすればいいのか、どんな学校に進めばいいのかを考えなければならない場面が増えてきます。
「テレビで見たから」「親がやっている仕事だから」など身近に見ることができる仕事はイメージが湧きますが、実際にはもっとたくさんの仕事が社会にはあります。
今、やりたいことがない人も、中学生のうちに様々な仕事を知っておくことで、「こんな仕事は自分に合いそう」「こんな仕事があったんだ」と可能性を広げるきっかけになるかもしれません。
「なぜ今勉強しなければならないのか」「どんな未来があるのか」といった中学生の悩みや疑問を解決するために、将来について考える本を親子で読んでみてくださいね。
どんな仕事があるのか知ってると自分に合う仕事がわかるかも
中学生の見える世界が広がる「なぜ僕らは働くのか」
なぜ勉強するのか・なぜ働かなければならないのかという疑問に真摯に向き合う一冊。
将来の働き方について、中学生や高校生に考えてもらいたいという願いで作られた一冊。
子どもたちが抱える将来に対する不安を、まずは世の中の仕組みを知り、自分に合った職業を知り、体験や興味を持つきっかけになるようにまとめられています。
お金とは?仕事とは?働くとは?生きるとは?幸せとは?勉強とは?
子供たちが抱える不安や疑問について池上彰の監修で製作されています。
中学生に読みやすいマンガでストーリーを進め、様々な職業や働くことによってどうなるのか?などわかりやすいイラストで解説、さらに実際に働いている人の声を取り上げ、どんな気持ちでどんなことを感じながら働いているのかがわかります。
働く理由や勉強しなければならない理由をリアルに感じる
仕事をする意味や働くことの本質など、今まで漠然としていた疑問や不安をわかりやすく丁寧に解説してあります。
テストや進路など、働くことが少しづつ近づいてくる中学生の時期に、どんな仕事があって、どうやったらその職業に就けるのか、自分に合う仕事は何なのかを知っていることは、今後の学習やモチベーションを保つうえでも非常に重要です。
目標があることで、今何をすべきなのかが明確になり、今やらなければならないことのやる気にも繋がります。
気になる内容は?
第1章 仕事ってなんだ?
仕事の意味や働くことの本質を説明し、生活の中では他の人の生活に助けられており、反対に人の仕事は他の人を助けることに関わっていることを解説。
第2章 どうやって働く?どうやって生きる?
生活と仕事の関係を解説。生活にかかるお金や家庭の都合、人によって異なる価値観や働き方の多様性を解説。
第3章 好きを仕事に?仕事を好きに?
好きなことや得意なことを掘り下げて仕事を見つける方法を紹介。やりたいことがない人への仕事の見つけ方も解説。
第4章 幸せに働くってどういうこと?
幸福と仕事の関係を考え、お金を稼ぐだけでなく、幸せに働くための考え方などを紹介。キャリアの学術的な話も含んで、大人でも読み応えのある内容。
第5章 大人も知らない未来の”働く”
未来と仕事の関係を考え、多様性やAI、SDGsなど時代に応じた働き方はどんなものかを解説。
第6章 いまあなたたちに伝えたいこと
人生を考えるときに自分自身との向き合い方を紹介。自分の可能性を信じ、積極的に挑戦することで可能性を広げることをわかりやすく解説。
中学生が将来について考えるおすすめ本「なぜ僕らは働くのか」まとめ
自分に自信がないなど自己肯定感の低い現代の子どもたちに、少しでも自信をもって自分の手で幸せな未来を切り開いてほしいという気持ちで書かれている一冊です。
やさしい絵柄とわかりやすい解説で読みやすく、ストーリーはマンガになっているので普段読書をしないお子さんにもおすすめです。
大人が「子どもの頃にこんな本があったらよかった」「子どもの頃に読みたかった」と思える本です。
将来に不安を抱えている中学生にぜひ読んでもらいたいおすすめ本です。