PR

中学生の反抗期どう接する?NG対応や男女別ケースの対処法を解説

子育て

ちょっと前まで素直だったのに、反抗的な態度に戸惑っているという親御さんも多いでしょう。

これってもしかして反抗期?

話しかけても会話にならない…いつまで続くの?

お子さんの反抗的な態度に不安やイライラを感じている、放っておくべきか注意すべきか対応に困っている親御さんに、反抗期の際のNG対応や男女別の対処法を紹介します。


【中学生】反抗期ってどんなもの?

子どもの反抗期は2回来ると言われ、「第一次反抗期」と「第二次反抗期」があります。「第一次反抗期」2~4歳ごろに起こり、いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれます。赤ちゃんだった子どもが、自分の意思や感情を伝えようとして起こる「自我の芽生え」の時期のことです。何をしても「イヤ」と言われる…そんな時期に覚えがあるのではないでしょうか?

そして、小学校高学年から中学生にかけてやってくるのが「第二次反抗期」。身体面の変化をきっかけに、自身が大人に近づいているのに、心の成長が追いついていかない。そんな「体は大人、心は子ども」という状態が生み出す焦りやストレスが原因で起こります。

見守る親にとっても大変な時期ですが、反抗期は子どもが精神的に自立するための第一歩を踏み出した証ということです。

中学生の日々はストレスで溢れてる

中学生の毎日はストレスや不安でいっぱいです。変化に気持ちがついていけず子供も戸惑っています。

小学生との違いに戸惑っている

学業では小学校と違い定期テストの実施や成績、受験への不安などこれまでとのギャップに戸惑っています。学校では成績の順位が発表され、自分の位置と周りとの差がはっきりと示されることでプレッシャーを感じている場合もあります。

また、自分で考えて動かなければならない責任や、部活動での先輩との関係など、人間関係も大きく変化してストレスが溜まっている時期でもあります。

周りとの違いに不安を抱えている

身長や容姿など、周りとの成長の差や違いにストレスを感じている場合もあるでしょう。「身長がなかなか伸びない」「あの子の髪の毛はサラサラでいいなぁ」など友人との差に戸惑って不安になってしまっている場合もあります。

小さな不安の積み重ねで心が不安定になり、周りへの反抗的な態度に繋がっていきます。


中学生の反抗期における親の不安は?

反抗期は自立する第一歩」とはいえ、話しかけても無視や会話が成り立たないなど日々近くで見ている親にとっては大きな不安や戸惑いが伴います。

反抗期の中学生は様々なことに反抗的になり、その矛先は一番近くにいる親に向かうことが多いのも実情です。日々反抗的な態度の子どもにストレスが募り、親子の対立などまともにコミュニケーションが取れなくなってしまうこともあるでしょう。

家ではこんなに反抗的なのに学校やお友達とは大丈夫?

反抗的な態度はいつまで続くの?

勉強や進路に影響しそうで心配

など親にとっては様々な不安がありますが、子どもの自立心により、子どもにとっての親の役割が変化している途中にあります。そのため、これまでの対処方法では反抗期の子どもへの対応が上手くいかなくなってしまうこともあります。

子どもの心の変化に合わせて、親の意識も変化させていく必要があります。

中学生の反抗期 3つのタイプ

中学生の反抗期には大きく分けると3つのタイプに分かれます。

対立タイプ

対立タイプの中学生は、急にカッとなったり怒りっぽかったりと怒りを表面に出すタイプです。親や学校の先生などへ強い言葉で反抗したり、物に当たったりといった感情を抑えられずに周囲に当たることが多くなります。

自分の主張を押し通そうとする傾向にあり、社会のルールや学校の決まりなどを破り問題行動に出る場合もあります。エスカレートする場合もあり、内面に深刻な問題を抱えている場合もあるので注意が必要です。

親や他人と距離を取るタイプ

このタイプは、親や他人とコミュニケーションを避ける傾向にあります。無視をする、話を聞かない、適当に返事をするなど、自分から積極的にコミュニケーションを取らなくなります

「話しかけているのに返事をしない」「学校の事を聞きたいのに無視をする」「目を合わせない」など人との距離を取るのも反抗期の特徴の一つです。

反抗があまりないタイプ

このタイプの中学生は反抗的な態度など反抗期の特徴が見られず穏やかで従順なタイプです。親や周りへの反抗的な態度はあまり見られず、協力的なため親にとっては「反抗期がなくて楽」と感じるでしょう。

しかしながら、このタイプは次の2種類に分かれます。

反抗的ではなくても…

・親と考え方や感じ方が似ているため反抗することがあまり必要ないタイプ

・ストレスを抱えていても親に反抗できないタイプ(親への恐怖心など)

親に対する反抗がないタイプは、親との考え方や感じ方が似ているので反抗する必要がない子どももいます。この場合はあまりストレスを感じていない場合もあり、表面上も内面も親との仲が良好であると言えるでしょう。逆に、表面上は反抗期がないタイプであっても、親に対して恐怖心などから反抗できないお子さんもいます。

親への恐怖心から反抗できないタイプの場合は、内面でストレスを溜め込んでしまっている場合があり、感情を表に出せずに葛藤している可能性があります。「反抗期がないから楽だわ」と安心するのではなく、定期的に声掛けをするなどお子さんとのコミュニケーションを図ることが大切です。

中学生の男女別 反抗期の特徴

第一次反抗期は男女で大きな違いはあまりありませんが、小学校高学年から中学生に見られる第二次反抗期には男女で違いが見られます。その特徴を見ていきましょう。

中学生男子の反抗期の特徴

男子の反抗期の特徴
  • 言葉遣いが乱暴になる
  • 暴力・物に当たる
  • 返事をしない・無視をする
  • 目を合わせない
  • 常にイライラしている

中学生男子の反抗期は手が出たり、物に当たったりと、攻撃的になる場合が多いのが特徴です。親から叱られたとしても、言い返さず無視する傾向もあります。

中学生女子の反抗期の特徴

女子の反抗期の特徴
  • 口答えする
  • 八つ当たりする
  • 揚げ足を取る
  • 話しかけても無視する
  • 父親に嫌悪感を示す

中学生女子の反抗期は、自分の感情を言葉で表現するのが特徴です。口答えや屁理屈に加えて、言葉の揚げ足を取るなど言葉で反抗を表す場合が多く見られます。

Z会の通信教育 資料請求はこちら


中学生の反抗期に親が取るべき対応とNG対応

それでは、反抗期真っ只中の中学生に、親はどのように接すればよいでしょうか?NG対応も併せて見ていきましょう。

カッとなっている時は話さない

カッとなっている時は何を言っても無駄です。子どもがカッとなっている時にあれこれ注意しても火に油を注ぐだけ。親としては良かれと思って言っても、カッとなっている時は子どもの心には響きません。

そのため、子どもがイライラしている時は落ち着くまで放っておきましょう。

しばらくして冷静になった時に、感情的にならずに落ち着いて話すことが重要です。

時間を置く、日を改めるなど落ち着いたタイミングでお互いが冷静になって話すことが大切です。

NG対応

・子どもがイライラしている時に感情的に叱る

考えを尊重する

反抗期は子どもの自立への第一歩です。そのためには子どもの考えや行動を頭ごなしに否定するのではなく、考えを尊重し、話を聞きましょう。

反抗期の子どもの考えは大人では理解できないことも多いでしょう。でもそれを真っ向から否定すると子どもも話す気を失ってしまいます。

まずは子どもの話を聞き、意見を尊重する姿勢を見せましょう

NG対応

・頭ごなしに否定する

・話を聞かずに、意見を押し付ける


家庭内のルール決めはお互いが納得のいくものを

「勉強しないからスマホ没収!」「ゲームは禁止!」など言うことを聞かないからと言って一方的にルールを作ったり押し付けたりすと、反発を強めることに繋がります。

成績が落ちてしまった原因がスマホにあるのであれば、話し合って制限をかけるなどお互いが納得のいくルールを決めましょう。目標や期待を明確にし、子どもも納得のいくルールであれば守れます。

また、目標は叶えられる現実的なものにしましょう。

たとえば普段テストが50点のお子さんに「90点以上取らなかったらスマホ没収!」など厳しめの目標では取り組む前からやる気がなくなり、反発したくもなります。現実的で叶えられそうな目標を立てて、それに向けて具体的にどのように取り組めばいいか一緒に考えましょう。

NG対応

・一方的にルールを決めて押し付ける

子ども扱いをやめる

心も身体も成長途中の中学生は、自立したいという気持ちから親や周囲へ反抗的な態度を取ってしまいます。

そんな中で、子ども扱いをして細かい小言を言われるとイライラが増すばかりです。細かな行動に小言をつい言いたくなりますが、ぐっと抑えて言う回数を減らすなど、成長を見守ることも必要です。

食べ方が汚い、肘をついて食べるなどマナーに関しては「知っておかないと本人が将来困るから」という親心もありますよね。気になるマナーに関しては毎回言うのではなく、言う回数を減らしたり、親がお手本になるなど周りを見ることで自分も直さなきゃという気持ちを促していきましょう。

NG対応

・食べ方、姿勢など見るたびに注意する

・宿題した?持ち物大丈夫?など細かな点に口出しする


放置しないで適度に声掛けする

注意する自分がイライラするからといって、放置するのはやめましょう。親が子どもを無視してしまうと、子どもは見捨てられたと感じてしまいます。心が愛情で満たされていない場合、反抗期がひどくなり、非行に走る場合もあります。

「おはよう」「お疲れさま」「おやすみ」といった挨拶だけでもいいので、子どもを放置せずに話しかけましょう。子どもが無視するからと言ってやり返すのではなく、子どもから話しかけられたら、笑顔で応えてあげるのも大事です。

NG対応

・子どもを無視する

感情的にならずに冷静に

反抗期の中学生は、口答えしたり、無視したりするため、腹が立つこともあるかもしれませんが、親が感情的になってはいけません。感情的に反応してしまえば、反抗期が悪化するおそれがあります。

とは言っても、親も人間なのでいつでも冷静に対処するというのは難しいことです。感情的になりそうになったら、深呼吸する、距離を置くなど冷静になれるように一度落ち着くのがおすすめです。

NG対応

・感情的になって怒鳴る

ケンカを引きずらない

反抗期の子どもと真剣に向き合っていれば、親子ゲンカになってしまうこともあります。その時は、ケンカになった原因を考えることはもちろんですが、翌日以降に不機嫌を引きずらないことが大事です。

朝起きたら普段通り「おはよう」と声をかけ、気持ちをリセットしたということを伝えましょう。親が意地になって次の日まで不機嫌に対応すると、さらに関係が悪化して長引いてしまう可能性があります。

子供はすぐには切り替えられないかもしれませんが、一緒になって親も切り替えずに不機嫌なまま過ごすのはやめましょう。

NG対応

・いつまでも不機嫌なままで過ごす

・翌日以降も同じことをネチネチと文句を言う


食事で愛情を伝える

反抗期の子どもと会話する機会がほとんどない場合、食事で愛情を伝えましょう。子どもの好きな食べ物や普段なかなか食べる機会のない料理を用意してあげれば、間接的にでも愛情を伝えられます。

また、成長期の中学生にとって健康的な心と身体をつくるという点でも食事は重要です。朝ご飯を食べないなど食生活が偏っていると、メンタル不調に陥るリスクがあるので、家庭で栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

「イベントに合った料理を作っても反応ないし」と簡単に済ませたくなってしまいますが、大切な日に子どもの好きな料理を作ると、「あなたの事を考えているよ」という気持ちが伝わります。

NG行動

・本人が希望するからといって、栄養の偏った食事や朝食抜きなど心身ともに健康に支障をきたす食生活

話を聞くときは真剣に・一度受け入れる

反抗期の中学生は全ての事を反抗的に見ているわけではありません。自分の言いたいことや感じていることを子どもが話している時は、真剣に目を見て話しを聞きましょう。そして、話している内容を頭ごなしに否定するのではなく、もし間違っていたとしても「そう思ったんだね」「そんな風に感じたんだね」と一度受け入れましょう。

そうすることで、「話したら聞いてもらえるんだ」という信頼関係が築けます。

まずは話を聞いて、受け入れ、親としての考えを伝えるというプロセスがお互いを尊重する上で大切です。

NG対応

・子どもが話している時にスマホを見ている

・真剣に聞かない

・内容を頭ごなしに否定する


頼られたときは全力で

普段、反抗的な態度をとっていたとしても、結局子どもにとって親は一番身近で安心できる存在です。子どもから何か相談された場合は、じっくり話を聞いて全力でサポートしてあげましょう。

そのために必要なのが、日頃から「頼ってくれていいんだよ」「ちゃんと話を聞いてサポートするよ」という姿勢を見せることです。適度な距離感を保ちながらも、「心の目」はお子さまから離さないようにしましょう。

子どもが「頼っていいんだ」「困った時は助けてくれる味方なんだ」と安心感を抱いていれば、自然と相談してくれるようになります。

NG対応

・相談されているのに話を真剣に聞かない

・困っているのに助けない


家庭を落ち着ける場所に

学校や塾で忙しくしている中学生が自宅に帰った時に、親が余裕がなくてイライラしているなど家庭内が緊張感のある場所の場合、子どもが安心できる場所ではなくなってしまいます。

家に帰れば落ち着けると思えるように、環境を整えることも重要です。

NG対応

・夫婦仲が悪くケンカしてばかり

・家にいるといつも注意されたり小言が多い


第三者に相談する

様々な方法を試してみたものの、状況が改善されない場合は、第三者にサポートしてもらうのも手です。学校の先生や祖父母、習い事のコーチ、塾の先生、カウンセラーなど、子どもが心を許している人や専門機関に相談してみるとよいでしょう。

なお、多くの親が心配になるのが学習面です。反抗期の中学生に「勉強しなさい」といっても、反発する可能性が高いので、言いたくても言えない場合も多いでしょう。

「家では反抗的だけど、塾の先生や友達の前ではにこやか」という場合もあります。家では反抗期が激しいお子さんでも、塾では講師と楽しく話しているケースもあります。

親では距離が近すぎて反発してしまうけれど、塾の先生など第三者は親子ほど距離が近くないため、子どもにとっては接しやすいのでしょう。

家ではなかなか話を聞いてくれないという場合は、第三者にサポートをお願いするのも良いでしょう。

NG対応

・誰にも相談せずに親子でストレスを溜めてしまう


中学生の反抗期は親も成長のチャンス

中学生の反抗期は身体も心も成長しようとして戸惑っている時期です。いつまでも子供だからと手をかけすぎたり、心配しすぎたりすることは逆に子どもにとって負担になっているかもしれません。

これまでの対応や距離感から一歩引いて、子どもの気持ちの成長を見守れるよう親も次のステージにステップアップするチャンスです。

今までの対応では子供が反発する場合は、ちょっと対応を変えてみるなど試行錯誤の連続ですが、親子のちょうどいい距離感を見つけてみましょう。

子どもの反抗期は一時的なもので、親子で一緒に葛藤する時期です。親もストレスをためないように適度に距離感を持って、見守りましょう。

中学生の反抗期どう接する? まとめ

中学生の反抗期の対応について紹介しましたがいかがでしたか?

「ちょっと前まで素直で可愛かったのに…」と子どもの反抗期に戸惑うことも多いでしょう。親も子供も環境や心身の変化に戸惑いながら一緒に成長していくのが反抗期です。

わが子の成長を信じて、見守りながら一緒に前向きに進んでいきましょう。

プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり耳寄りな情報を発信中!

anyをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
子育て