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中学校の通知表はどうつけてるの?伸ばす方法は?「3」は真ん中じゃなかった?!

中学生の学習

中学校の成績って昔と変わったの?

成績ってどうみればいいのかな

2021年から中学校の通知表の評価方法が新しくなったのをご存じでしょうか?

高校受験にも関係してくる中学校の通知表の新しい評価方法や、どのような観点で評価されているのかなど、詳しく見ていきましょう。

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中学校の通知表は2021年から評価方法が新しく

中学校の通知表は2021年からその内容が新しくなりました。

2020年まで

〇関心・意欲・態度

〇思考・判断・表現

〇技能

〇知識・理解

の4項目での評価

2021年から

〇知識・技能

〇思考・判断・表現

〇主体的に学習に取り組む態度

の3項目で評価

大きな変更点は2点で一つ目は、「関心・意欲・態度」が「主体的に学習に取り組む態度」に変更されました。これは、言葉こそ変更されましたが、積極的に学ぼうという意思を評価するものという観点は同じです。知識や技能、思考力などを習得するために、自分の学習状況を把握し、学習の進め方を試行錯誤し、自ら学ぼうとしているかどうかという姿勢を評価します。

もう一つの変更点は、「理解」が無くなり、「知識・技能」という組み合わせに変更されました。これは、知識を単に覚えているだけでなく技能として活用できるようになって初めて理解に繋がるという考え方に基づいています。そのため、知識だけでなくそれを活用するための力(技能)を同時に習得する必要を求めるものです。

中学校で通知表の評価方法とは?

それでは具体的にどのように通知表で評価されるのでしょうか?

相対評価と絶対評価

親世代と今では成績の付け方が根本から違っています。そのため、子どもの成績表を見て「??」と感じる方も多いでしょう。

2002年ごろまでは成績は相対評価でつけられていました。相対評価とは、「上位〇%までは5」「上位〇%~〇%は4」など全体の割合で評定を決めていく方法です。相対評価では上から5を取れる割合が決まっているので、周りの出来に左右されるのではなく自分の力を高めるべきという意見で絶対評価が採用されるようになりました。

絶対評価とは、集団内での順位に関わらず、個人の能力に応じてそれぞれ評価されます。あらかじめ定められている目標の基準に応じて、その基準を満たしているかどうかで評価が行われます。目標達成に向けてモチベーションを維持しやすい一方で、評価者ごとにバラつきが出やすいのがデメリットと言えるでしょう。

観点別評価

前述の通り、2021年の改正により観点別評価は以下のようになりました。

観点別評価

〇知識・技能

〇思考・判断・表現

〇主体的に学習に取り組む態度

これらの項目を「A~C」の3段階で評価します。

A…十分満足できる

B…おおむね満足できる

C…努力を要する

このA~Cまでの評価は通知表にも表示されています。そして、この観点別評価を踏まえた上で、教科ごとに5段階評価が決まります。

テストにおける評定の基になる観点

定期テストの内容にも上記の観点別評価の基準があります。

定期テストの合計点の横に「知技」「思判表」「主」と書かれた欄がある場合があります。これは、「知技」知識・技能、「思判表」思考・判断・表現、「主」主体的に学習に取り組む態度の観点を表しており、テストの問題ごとにそれぞれどんなことを見ているのかが書かれています。

「知技」は漢字や計算問題、重要語句などを答える問題、「思判表」は応用問題や表や資料を読み解く発展的な問題、「主」は作文や記述式の問題などがそれにあたります。

テストでのこれらの観点別評価と、授業内の態度や提出物などを踏まえて教科別の評定が決まってきます。

学習の評定

中学校では成績は1~5までの5段階で評価されます。観点別評価に基づき、各教科の評定が付けられます。

5…特に優れている

4…やや優れている

3…普通

2…やや努力を要する

1…特に努力を要する

観点別評価の3つの項目が全て「A」であれば「5」、「AAB」であれば「4」のように、その組み合わせで評定が決められています。この組み合わせは学校によって異なります。

評価方法の例

評価基準や方法は学校によって目標が異なりますが、ある中学校で開示されている評価の例を見てみましょう。

・評価する資料等

レポートの内容など、授業への取り組みや姿勢、作品作りへの意欲、ノートの工夫、調べ学習のまとめ、定期テスト、小テスト、実技テスト、授業中の作品、授業中の発表など。

・評価する方法の例

学習活動の観察、テストの採点分析、作品・表現活動の技能等、提出物の内容確認、学習活動への自己評価・相互評価など

中学校の通知表の評価を伸ばす方法

通知表の評価方法を見てきましたが、これらを踏まえた上で、成績をどのようにして伸ばしていけばよいかを見ていきましょう。

定期テスト・小テストの点数

成績に直結する定期テストの点数は、特に「知識・技能」の評価に繋がり、前述の通りテストの内容でも観点別評価が行われているため、観点別評価のA~Cの3段階評価に大きく影響します。

テストで点数を上げないと、どんなに授業態度が良くても評定は上がっていきません。わからない問題を繰り返し解くことで平均点以上を目指して、点数アップを狙いましょう。

小テストだからと言って気を抜かず漢字テストや単語テストなどもしっかりと取り組みましょう。定期テストでなかなか点数が上がらない教科も、小テストでコツコツと点数を取っておくことが大切です。

提出物を出す

宿題やワーク、プリントなど提出すべきものはきちんと提出し、期限を守ることが重要です。きちんと取り組み提出することが「主体的に学習に取り組む態度」の評価に繋がります。万が一提出期限に間に合わないという時にも、諦めずに先生に相談しましょう。提出しようとする姿勢が大切です。

提出物はしっかり!

自分なりに工夫をする

授業中のグループワークや宿題、ノート提出など、そのまま言われたものだけをやるのではなく、自分なりに工夫することがプラスの評価に繋がります。

例えば、ノートは黒板を写すだけでなく自分なりに気を付けるポイントや先生が話していた重要なポイントを書き込むなど、きれいに書くだけでなく工夫されているかという点が評価されています。

自分なりに工夫するとプラスアルファの評価がもらえるよ

積極的に取り組む

グループワークや授業中の発表など、自分から手を挙げて発言するなど熱心で積極的な態度が評価に繋がります。興味関心を持って取り組んでいるということをアピールしましょう。

苦手な教科も一生懸命

「運動が苦手だから体育は成績が低くてもしょうがない」「絵が下手だからしょうがない」など諦めずに、苦手な教科でも、一生懸命取り組んでいるかという点が評価に繋がります。

運動が苦手であれば、体育の授業の集合の際には素早く動く、大きな声で返事をする、定期テストで点数をアップするなど自分にできることを一生懸命取り組む姿勢が評価アップに繋がります。

【中学校】成績「3」は真ん中じゃない?!

以前の相対評価の場合は、通知表で「3」は「真ん中あたり」という認識があった方が多いのではないでしょうか?実際、相対評価では、上位10%前後が「5」、上位30%前後が「4」、上位40%~70%前後が「3」であったため、全体の「真ん中」の人は3というイメージでした。

絶対評価ではその割合も変化しています。

評定5評定4評定3評定2評定1
国語20.526.141.59.32.6
社会26.025.235.310.62.9
数学23.4 27.733.412.53.0
理科23.726.636.510.32.9
外国語24.722.036.413.92.9
参考:千葉県教育委員会

(単位は%)

上の表は千葉県の公立中学校の学習成績の割合を分布したものです。

これを見ると、数学においては、「4以上」の人が全体の50%以上を占めており、「3」が必ずしも「真ん中」とは言えないのがわかります。また「評定2、1」の人が全体の15%ほどになっており、「3」が付いている人は上位50~80%の人とわかります。絶対評価では、「学年の〇%までが5」などの制限がないため、4や5の人の割合が相対評価よりも多くなる傾向があるのです。

つまり、「3」は真ん中以下になることが増えているので、「3は普通だから真ん中=偏差値50くらい」とは言えないのです。

しかしながら、「評定2・1」の割合も減っているため、苦手な教科は平均点以下でも3を目指せます。授業態度や提出物などをしっかりとすることで、定期テストの点数が悪くても挽回することができます。

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中学校の通知表はどうつけてるの? まとめ

中学校の通知表は高校受験に大きく関わってくるため、成績のアップダウンに一喜一憂してしまいますが、その内容をしっかりと見極めることが大切です。

自分のどのような点がどのように評価されているのかを見てみましょう。その上で、次はどのような点に注意すべきなのかを考えて行動することで成績アップに繋がります。


プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり耳寄りな情報を発信中!

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