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問題の解き直しへの抵抗感をなくす!親ができるアシスト方法

小学生の学習

間違えた問題の解き直しを嫌がるお子さんは多いでしょう。

せっかく勉強終わったのに解き直ししたくない!

間違えた問題の解き直しをしないと意味がないのに…

という会話に覚えはありませんか?

間違えた問題の解き直しに抵抗感を感じるお子さんは多く、

悩んでいる親御さんから多くご相談をいただきます。

お子さんが丸付け・解き直しをできるようになるために、家庭でできる方法をご紹介します!

間違えた問題の解き直しへの悩み

小学校低学年では学校の先生や親御さんが丸付けをする場合が多いでしょう。

小学校3~4年生くらいからドリルなど自分で丸付け・解き直しをしてみようと学校でも指導され、

家庭でも徐々に自分で丸付けをすることが増えてくるようです。

この丸付け・解き直しは小学校高学年・中学生になってもその方法に悩んでいるお子さんや家庭は多くあります。

悩み…

・適当に丸付けしている

・間違えた問題は、丸付けをするときにそのまま答えを写している

・解き直しをしていない

・解き直しを嫌がる

小学生のうちは、「せっかくドリルが全部終わったと思ったのに、また解き直すの?!」など、

ドリルが終わったことへの達成感で、

さらにその後に間違え直しが追加されたと感じて嫌がる子が多いでしょう。

高学年や中学生になると塾などの勉強も忙しくなり、

学校のドリルやテストの間違い直しへの抵抗感がさらに増すようです。

宿題やテスト=やらなければいけないこと

間違えた問題の解き直し=合っていればやらなくてよかったこと=追加になってしまったこと

という意識が働きます。

では、なぜ間違えた問題を解き直さなければならないのでしょうか?

間違えた問題の解き直しは大切?

間違えた問題の解き直しはなぜ必要なのでしょうか?

間違えた原因に気づく

間違えた問題の解き直しは、その原因に気づくという効果があります。

原因

・解き方や答えを知らなかった

・計算ミス

・ケアレスミス

・問題の読み間違え

・回答方法の間違い

・誤字脱字 など

など間違いの原因には様々なものがあるでしょう。

どうして間違えたのかを気づかないままにすると、同じ間違えを繰り返してしまいます。

まずは原因に気づくことで次回に繋げることができます。

自分の頭になかった解き方を学ぶ

上記に上げた間違えた原因の中で、「解き方や答えを知らなかった」という問題に着目しましょう。

解き方を知らなかった問題の解き直しをすることで、

出やすい問題や苦手な問題の知識を効率よく増やしていくことにつながります。

膨大な量のワークや教材から理解ができていない問題を見つけるのは非常に大変です。

テストやドリルなどの間違えた問題を解き直すことで、

自分の頭に入っていなかった解き方に気づき、効率よく学習できるのです。

次回への自信に繋げる

間違えた問題をそのままにしておくと、次回以降同じ問題が出た時に解ける可能性は非常に低いでしょう。

違う問題でも同じ解き方や考え方を使う問題や、その解き方を発展させていく問題はたくさんあります。

もしかしたら、その問題はその後ずっと出てこずに、次に出会うのは定期テストや入試の時かもしれません。

そのため、間違えた問題の解き直しをしなければ、

次回以降に出る似た問題を解けない可能性が高くなり、苦手意識を持ちやすくなってしまいます。

間違えた問題を解き直しすることで、「理解できた!」という自信を育て、次に繋げていけるのです。

間違えた問題の解き直しを嫌がる原因

間違えた問題の解き直しは非常に重要ですが、解き直しを嫌がるお子さんが多いのも現実です。

ついつい後回しになってしまったり、結局解き直しをしないで終わることもあるでしょう。

解き直しを嫌がる原因は主に次のようなものがあります。

やっと終わったと思ったのに…

ドリルやワークなど終わった達成感で満たされている時に、

たくさん間違えがあって直さなければいけないと言われると、

がっかりする気持ちになるのは当然ですよね。

「後でやる」と後回しにしたくなるお子さんも多いでしょう。

恥ずかしい・認めたくない

間違えたことを恥ずかしい、認めたくないという気持ちがあるお子さんもいます。

「×がつくのは良くないこと」という想いが根底にあり、

「×」が付いた問題と向き合うのを嫌がる気持ちがあるため、

解き直しをネガティブに感じているお子さんも多くいます。

間違えた問題の解き直しスムーズにする親のアシスト

やってみよう!

・問題を解いたらすぐに丸付け・間違い直しをする

・×は悪いことではないという意識を持たせる

・まずは「勉強をした」ことについて褒める


問題を解いたらすぐに丸付け・解き直しをする

例えば、100問の問題が載っているワークをやるとしましょう。

終わったら「やっと終わった!」と達成感でいっぱいになるでしょう。

100問全て終わった後に丸付けをして、50問間違っていて、

「50問もう一度やってね」と言われると、嫌になりますよね。

簡単な計算問題など時間を測った方がいい問題は、

時間を測ってまとめて丸付けをした方がいいですが、

終わった後に丸付け→解き直しを嫌がるお子さんは、

5問解き終わった丸付けする」などこまめな丸付け→すぐに解き直しをしてみましょう。

「子どもが丸付け・解き直しを自分でやらないとだめだ!」という考えに囚われすぎずに、

親御さんが答え合わせをお手伝いしたりと、状況によってアシストしてあげましょう。

すぐに丸付け・解き直しをすることで、全てが終わった時には解き直しも終わっている状態になります。

これによって、解き直しへの拒否感もかなり和らぎます。

また、解きながら理解していくことによって、後に出てくる問題が解きやすくなってくるのもメリットです。

間違ったやり方で解き続けて、後の問題が間違っているよりも、

問題を解く→解き直しで理解を深めながら進めることで、

その後に出てくる類似問題がスラスラ解けるようになり、結果的に早く済む可能性もあります。

×は悪いことではないという意識を持たせる

「×は悪いこと」と感じ、解き直しや見直しを嫌がるお子さんもいます。

日常で「やっていいこと〇」「やっていけないこと×」を連想させ、

避けたい気持ちになってしまうことも原因の一つです。

また、テストの点数に対して親御さんに怒られたということも、

×をネガティブに捉える原因になってしまいます。

「間違えたら怒られる」「できないと怒られる」という気持ちが生まれ、

×に向き合うことに拒否感が生まれます。

勉強に関する×へのネガティブな考えを払拭し、「自分の苦手に気づくチャンス!」と捉え、

×になっている問題に親子で関心を持って解き直しに取り組みましょう。

間違えたこと自体が悪いことではなく、間違えたことをそのままにすることが良くない

という意識を親子で持つことが大切です。

まずは「勉強をした」ということを褒める

「なんで間違えたの?」「なんでわからないの?」と声をかけると、

子供は「頑張ったのに責められる」と感じてしまいます。

まずは「勉強したこと」や「できていること」などを褒めましょう。

「きれいに書けたね」

「丁寧にやって偉いね」

「この問題できたんだね」

など褒めてモチベーションを上げていくことが大切です。

解き直しをした後も、

「新しいことが覚えられてよかったね!」

「間違えに今気づけてラッキーだったよね!」

と解き直しを前向きに捉える声掛けで解き直しに対する意識も変化していきます。

子どもにやる気になってほしい親御さんに読んでほしいおすすめ本


子どものやる気の引き出し方 声かけ×仕組み化×習慣化で変わる!

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1万人以上の親御さんと5万人以上の子どもを見てきた著者が発掘した、「子どものやる気を引き出すステップ」を紹介。言葉かけにはじまり、自然とやる気が湧いてくる「仕組み」の作り方、モチベーションの保ち方を具体的に示していきます。

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まとめ

解き直しは大切なこと、間違えることは悪くないということを親子で確認してみましょう。

宿題や学校のテストなど、間違えた問題を解き直しして次に繋げられるように、

ポジティブな気持ちで勉強に向かえるようにアシストしてみてくださいね!

プロフィール
この記事を書いた人
any

自身も子育て中の中学生と小学生のママ。子どもの家庭学習に寄り添い、教育・生活・医療・金融など様々なジャンルのWebページの制作に携わってきたアドバイザー&ライター。複数のブログやSNS運営に携わり、おすすめの本や子育てに関する耳寄りな情報を発信中!

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